晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

出会い

生まれた人と生まれてない人を混ぜて議論してはいけない。

http://www.huffingtonpost.jp/satetsu-takeda/down-syndrome_b_5203641.html

「人口の約0.1%がダウン症であるが、生物学的にはダウン症の子が一定数産まれることが自然で、それがなければ人類は何百年と続かない。それが生物の大原則。そうであれば、人類を存続させるために産まれてくれたダウン症の子を社会が支えるのは当然なのではないか」

「新型診断が一般的になり、ダウン症がある人の人数が人為的に減ってしまうことで、社会の包容力を衰退させ、私のような幸運なつながりをも奪ってしまうことになってはならない」

 

全ては一定の割合。天才が生まれる確率も、あたしのような凡人が生まれる確率も。何もダウン症の人だけが人類存続のために産まれてるわけじゃない。あたしも人類のために産まれてくれた凡人のうちの1人だ。

 

しかし「幸運なつながり」って何だろう?ダウン症なら幸運で、天才なら不運だと言いたいわけではないと思う。

あたしがIQ200だったらMENSAに幸運なつながりがあって、そうでなければそのつながりを奪われるだろうというのは、当然の話だ。誰しも、そうであればそれなりの、そうでなければそうでないなりの、幸運なまたは不運なつながりがある。こっちがあればそっちがない、ってだけの話。それをダウン症に限って「奪ってしまうことになってはならない」と言い切るのは不公平だ。

 

 

http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/02/trisomy_n_5074329.html

「その検査を受けて、あなたの子どもは90%以上の確率でダウン症ですといわれ、さらに羊水検査を受けて確定したら、ほぼ全員が中絶に進みます」

 「しかし、人工妊娠中絶がどれだけ母親にとって苦痛をともなうものか、一般の人は知らなさすぎると思います。中絶は確実に母親の心と肉体を苦しめるものです。ダウン症の子どもを生まないという生き方も苦痛でしょう。自分の子どもを中絶して幸せになれるとは思えません」

 

生まれた人と生まれていない人を比較することはできない。中絶反対なのは苦痛を伴うから?無責任なこと言うなと言いたい。

育児なんか理不尽と苦痛の連続だってことは、育児やってる人なら全員知ってる。それでも何とか頑張るのは、子供が将来立派な大人になるように、つまり自分が安心して死ねるようにだ。個人の葛藤と苦渋の決断を、どうして「幸せになれるとは思えない」などと当事者以外が予言できるだろう。なんて傲慢なんだ。中絶経験のある人を丸ごと敵に回したいのか。なぜそうまでして産ませようとするのか。皆目見当がつかない。ハフポストって朝日系だっけ。