晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

アナと雪の女王のCMを見て、「ありのままの自分になる、ってどういうことなのかな」とこれまた天晴な疑念を投げかける委員長。

「そりゃやっぱり、トイレでお尻拭かずに外に走って行っちゃうとかそういうことよね」

と真顔で言うと、全身をよじってバカウケ(゚∀゚)

「そんなわけないでしょアハハハハハ!」

「えーだってありのままってそういうことよーー。素顔の自分をとか私らしくとか、そーいうのは全部、俺様のやりたいようにやらせてもらいますぜってことよ」

まあつまり、

http://asthetraingoesthrough.hatenadiary.com/entries/2013/11/13

と同じ仕組みだな。キレイでウケのよさそうな文字列には、多数決で雁字搦めの明確な線引きがあるんだけど誰もそれを教えちゃくれない。何をどこまで出すのが「あらまほしきありのまま」なのか、そんなの考えればわかるはずよという、大人の一般常識クイズ。

 

ありのままの姿見せるのよ

ありのままの自分になるの

 

これ木嶋佳苗上田美由紀あたりが熱唱したらどうよ?気絶できるでしょうよこれ。

実際歌ってるのは松たか子ですごーーーくうまいし、この歌聞いたからってあたしが「よっしゃあ明日からありのままで行くぜ!!」とか開眼するわけでもないんだけどね。

と思うのはあたくしのようなぬるい凡人だけで、もしかしたら紙一重な若者がこの歌を真に受けて芸術の才能を開花させるかもしれません。