晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

友人Hのところにお呼ばれ。

友人Rが先着1名様、あとは友人MとK。で最後にちらっとだけ友人Rのご主人が来て、やせたの太ったのといじられて先に帰った。

 

仕事で、超ありえない姿勢で写真を撮りまくったあとだったため友人Rに「顔青いよ?」などと言われww実際ものすごくくたびれてた。

彼女は、ハナマサで仕入れた鶏をローストチキンにして持ってきてた。鶏の中に詰めるものといえばあたしはセロリなんだけど彼女は「もち米」すごい。これはすごい。飲んでるのに食べたくなる炭水化物の箱入り決定。

 

さて友人R家が帰ったあと、友人HMKはもう赤ワインしか飲まない(しかも何も食べない)というので、自分の食べる分だけ残してひたすらビールを飲み、ワインを注ぎ、そして片づけながら、さあそろそろお開きにしましょう~と誰かが言ったときにはグラス以外のすべてが片付いていたという手際のよさ!飲んでなけりゃこうはいくまい。赤ワイン数えたら6本空になってたw

 

 

さて今回すごく斬新だったのは、友人Kが「出会いに感謝ね」と頻繁に言うことだった。

美容系のサロンやってるから色んな出会いがあって、でそこから次のお客に繋がって、だから出会いに感謝するのは別段不思議でもない。不思議なのはそれを口に出して「出会いに感謝だわ」と言うところ。

いやあたしもついこないだ「もし~でなかったら」の否定をタイミングよく3回繰り返して知り合った友人としゃべってて。「いやーすごい偶然だったよねー」なんて話してたばっかりなんだけど、その先をいくら振っても「出会いに感謝だわ」なんて素敵な言葉は出てこないんだよね。この友人との場合、「あなたの娘に感謝だわ」という表現ならありえるが。

 

あなたと出会えたのでそれが嬉しいです、を縮めて「出会いに感謝!」ということでもなさそうだった。いったい誰に感謝してるのかわからない。出会いという偶然に感謝してるんなら、ラッキーな自分サイコーってことか??その出会いが本当に最後までラッキーってことは保証されてないけどすぐにそんなに喜んじゃって大丈夫なのか??と思う。

でも実際そういう偶然をありがたいと思うとしたら、もっとずっとあとになってからだよね。しかもお互いが楽しく不利益なく付き合い続けることができるという難易度高めの条件がついてくる。

 

だから、偶然を未知数のまま手放しで喜ぶのはなんかちょっと宗教っぽいかなと。

「ハッピーヘヴンリーエナジーを送ります」

「最高ですかーーーー!!!」「最高でーーーーす」

「ビッグクロスの中に生きているのです」

有難い響き、しかし何のことかはよくわからない。中身はただの水道水か。いや水道水なかったら死ぬけど、ありがたいと思ったことはまずない。

 

そういう出会いに感謝しないあたしは、感謝する人々から見たら超罰当たりな衆生ってことになるんだろうなー。