晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

光あるうち光の中を歩め。

なんでこんなに赤い本がこんなに面白いのか。
ユリウスを治しにきた医者の言う、国家から与えられているのだから国家に奉仕するべきだ、というのがちょうどあたしの思うところに近い。正しく弓を構えれば矢は的を射るだろうと彼らは言うが、問題は、では一体どうすれば正しく構えられるのかなのだ、という件が好きだ。
歌舞伎役者や演歌歌手が不貞や不実を謳って語って食べていながら、いざ自分自身の不貞や不実が取り沙汰されると塩かけられたみたいに萎れて世間に謝り出すの見るととっても不思議なんだけど、彼らにとってソレは仕事のネタになるくらい身近なのに、実際のところソレが自分にとって何なのか知ってはいないし見てもいないんだってことだよね。