晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

あぢい('A`)

委員長の塾が午前中で終わって、いっちょ林試の森で水遊びしよか~と出掛けたら、何と来週OPENの看板が('A`)Webには7月~8月とかてけとうなことを。

それでも結構きゃあきゃあ遊んだんだけど、せっかくの支度を空振りにしたくないあたしはどうしても水を見たくて、天王洲アイルの地面から水が噴き出す公園に移動した。山手通りをもう半分来てた感じだからすぐ着いた。

しかし小さい子ばっかり。俺様は小学生なんだぜと委員長が遊びたがらない。

顧問は全力で遊べて楽しいんだけど、そのうち乱暴な子に水遊び道具を取られた。

すぐそばにいる親は「ダメよ~」と声をかけるだけで何もしない。まあ、水の噴き出すところに入りたくない気持ちはわかる。でもあたしは、もし顧問がそんなことをしたら目をひん剥いて取り上げに行くだろうから、親がそれをしないということは恐らく普段からそういう乱暴な子で、マヒしてるんでしょう。

いつも助けてくれる兄貴はいない。さあどうする。興味津津で観察してたら、顧問は怒るでもなく、返してと騒ぐでもなく、あたしに訴えるでもなく。ただその子のそばを離れず、その子がその道具からちょっと手を離したスキにさっと取り返した。うーん華麗だ。これが兄貴に取られたんなら超オーゲサに騒ぐのにねえ。

 

インラインスケートをやってる大人が2人。ちっさいコーンを並べて上手に滑る。と、コーンの終わりでUターンしそこねたのか停まり損ねたのか、脇を通りかかった自転車に当たった。減速中を悪い角度でつっこまれて、自転車けっこう変な風に倒れて、変な風に足首をひねったまま地面で大の字で泣く女の子。

 

その、泣きだすまでにたっぷり5秒はあって。

痛いと思うまでに時間がかかったのか、それとも自分の無様な倒れようがわかってショックを受けたのか。「大丈夫?!」とそのスケートに駆け寄られてから泣き出したのは、半分子供じみたパフォーマンスかも。ちょっとして戻ってきたらいなかったし。自転車も彼女も無事だったんでしょう。

でもあたしには泣くほど痛いようなことってないなあ。大人だし。真に痛みのために泣くのが子供だけってことなら、やっぱりパフォーマンスの意味合いが強いってことかしらんとか何とかつらつら考えながら帰ってきて、んで夜に委員長の鞄ひっくりかえしてたら何とDSしかも1台目の白いのが出てきてしかも充電済みであることに瞬間沸騰して渾身の力を込めて委員長の頭ひっぱたいたら手根骨がヒビ入ったかと思うくらい痛くて泣けてきた。パフォーマンスなのかこれは('A`)