晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

世の中さまざまな可能性があるわけでしょう?

宝くじ的中だって交通事故だって殺人事件だって天変地異だってなんだって起きる可能性がある。それを知ってるのか気付いてないのか知らないふりしてるのかわかんないけど、一緒に喜んだり悲しんだりする自分とか、そういう人を助ける自分とか、そういうポジティブだけが匂ってる。
災害や貧困の中にあって自分が強盗を犯す可能性も、誰一人自分の話に耳を傾けてくれずに絶望する可能性も、この本の中にはない*1。ないから、誰も考えない。

*1:槙原が槙原である限り耳を傾ける人はゼロではない。