晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

で冒頭の、まったく納得のいかない構文というのは、例えばこうだ。

「私って映画がすっごく好きだからー、試写会も全部申し込むしロードショーもはしごするの」
「私って猫がすっごく好きだから、肉球をずっと触ってると落ち着くの」
「私ってすっごくお料理が好きだから、いつも買い物は・・・でして、身支度も調えて1時間以上かけて仕込むの」
とこういう構文で傲慢な自己紹介を聞かされ続けていくと、
「私って実はシャイな人だから」
「私ってお人よしだから」
という破壊的な自己讃美につながっていくんじゃなかろうかと恐ろしくなり、同時に極めて不愉快。もちろん、
「私ってそういうのできないから」
「私ってそういうの苦手だから」
と都合よく牽制を図りはじめる可能性だってある。