晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

でとっさにあたしは

私「あの、今日お電話いただいたようだったんですが、留守にしており失礼致しました。ご用件は何かと思いまして、ご連絡さしあげたのですが」
名乗らないまま言ってみた。すると
じ「ああ、小林さんですか、わざわざお電話いただいてすみません」
私「遅くなりまして申し訳ございませんでした」(小林さんになった時点でスイッチが入ってしまい、止まらない。)
じ「いえいえ、とんでもございません。まだ9月ですが、そろそろ理事会がと思いまして」
私「いえいえ、確かに、もうすぐ10月でございますし」
じ「もう決まっておりますでしょうか?」
私「いいえ、それが、まだだと思うのですが・・・」
じ「そーですかそーですか」
私「お待たせして申し訳ございません」
じ「いえいえ。ではまた10月になりましたら、ご連絡さしあげましょう」
私「お待ちしていてよろしいでしょうか。お手数をおかけいたしますが」
じ「とんでもございません。ご丁寧にありがとうございました」
私「お手数をおかけして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします」
じ私「では失礼いたします〜」