晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

すると、非常に驚いたことに((怒りに任せて怒鳴ることは今まで当然のことのようにあったが、朝の第一声が怒声だった記憶はなかった。))彼女は私に怒鳴った。

「あんたねえ!自分の子供の面倒ぐらい自分で見なさいよ!あたしは疲れてんだから。あんたが朝起きてこないせいであの子だけ降りてきて、あたしがいつも面倒見てあげてんだから!!」
ああまただ。いつもこうだ。この人はいつもそうなんだ。こうやって怒鳴るときはもう声色が違う。議論じゃない、一方的な命令を下そうとしている。いつもこうだったんだそう言えば。
「あっそう。じゃあもういいです」
と言って私は部屋に戻ろうときびすを返した。その私の背中に向かって彼女は、あれこれ朝食の支度をしながらずっとずっと何かを怒鳴り続けている。