晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

そして彼女は、絶対に謝らない。

猫なで声を出して、今日の夕食は何がいいかしら、と言ってきた。いつもそうだ。怒鳴るだけ怒鳴って、謝らず、自分の機嫌が直ったことだけを演出する。
「お刺身で結構です」
そして数日後私が帰宅するとき、クルマに乗り込んだ私と子供に向かって手を振りながら、こう言い放った。