晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

「こないだ、佐藤くん牛乳事件があったでしょ?」

だからみんな何々で先生も何々で、ボクも何々だから佐藤くんには何々で、と続いたのですが、バスを降りるまでも、降りてからも、数日の間ずっと悶々とした私。
あのとき私は変人になりきって、振り返って彼に確かめるべきだった。