晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

出会い

それは他の誰でもない、私の祖父。

いやーあんたは凄かったよほんとに。70越すまで家計を握りたい男なんてろくなもんじゃないね。ほとんど払ってなかったくせに、ばっちり受け取り続けた年金も軍人恩給*1も凄かったしね。
でも「吝嗇」っていうのはこういう人を言うんだなと思った。仏壇やら墓やら塀やら池やら、そんなところには惜しみなく遣い、孫の私には何も遣ってくれなかったね。それで、あんたが三途の川を渡るために握らされた小銭はいくらだったっけ?ちゃんと渡ってる?化けて出ないでね。

*1:寡婦として祖母がまだ受け取ってるし