晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

2006-04-12から1日間の記事一覧

イモビライザー

なんて情けない響き。でも意味はかっこいい。im+mobile+ize+r。かなりかっこいい。意味もすぐわかる。ほんとならインモービライザ(モにアクセント)なのにさ。しかしどうしてンを抜いたンを!陰毛と芋じゃ大差なかろう。

なるほど!

Stay+able+ize+r。英語にするとなんとわかりやすいことでしょう。

スタビライザー

むかし友人達の話を聞いていたとき、「小さい岩に乗り上げてスタビライザーがおかしくなってさー」と言う。車のことなんかちっともわからない私が、それはなんぞやとたずねたところ、安定させるものだと。

インヒビター

邪魔をする人。

しかしそういえば

抗不安剤のしくみを調べたことがない。まるで低血糖時のジュースのように、緊張時にレキソタンを飲むあたくしですが、このまま死ぬまで突っ走ることは可能でしょうか。

いいですねえええええ。

実にいいですねえ。考えただけでも脳がスッキリしてきますねえええ。 セロトニン受容体にだけ作用するため、選択的セロトニン再取り込み阻害剤、Selective Serotonin Reuptake Inhibitorというわけです。もうステキすぎます。あたしってば昔三環系飲んでたの…

次のシナプスに行くしかないセロトニンは、

しかたがないので次に行きます。

次に行かない((なんで次に行かないのかはまだ調べてない。))となると、

ああそうですかお呼びじゃないんですかと、セロトニンさんたちは来たところに帰ってしまいます。そうするといよいよセロトニンが足りなくなり、脳がおかしくなってくるという機序。 でSSRIは、神経終末のセロトニン受容体にのみ特異的に作用し(出口にふたを…

戻れないから行くしかない。

絵が描けないのでむりくり言葉で説明しますと、モノアミンが神経細胞(ニューロン)を伝わっていくとき、つなぎ目(神経の終わりと次の神経の樹状突起)のあたりで、セロトニンが滞留してしまって精神活動がどんよりする人が例えばあたくしです。

もついでに。

パキシルはSSRI。最初イニシャルを解読した時、「セロトニンを円滑にする薬がなんで阻害剤なんだろうか?」と首をひねったものでした。

全てを網羅しているから。

オススメの1冊です。

この辞典が結構おもしろくて

ゴキブリとか先カンブリア時代とかの説明まである。なぜこんなものを買ってしまったかと言うと、当時たんぱく質とアミノ酸の違いも知らない人に、みのもんた的栄養学を語られて非常に不愉快だったので。ああ買っといてよかった。だってこれ1冊が

おおお?

抗ウイルス剤のことも、抗生物質って呼ぶの?タミフルって抗生物質なんだ。へええええ。じゃあこないだあたしがFluで倒れたときにあの医者がくれた「喉が赤いので抗生物質を」ってのは、なんだったんだろうか????

ついでに「抗生物質」by分子細胞生物学辞典

微生物が生産し、微生物などの発育を阻止する物質。半合成的に得られる誘導体も含まれる。抗生物質は化学構造と作用とで分類される。作用からは抗細菌、抗真菌、抗ウイルス、制がん抗生物質などに大別される。

以前委員長が不思議な血液検査結果をはじきだした時、

まずウイルス感染でしょう、しかしウイルスを同定することに意味はありません*1、めぼしい細菌の検査*2結果はマイナスなので、観察+対症療法しかありません、と某大学病院の小児科医師が言いました。自分の子供を苦しめている悪い奴の名前もわからないなん…

ウイルスは粘膜直撃オンリー、

裸じゃ生きていけない原始的で頼りない奴。細菌は細胞壁も備えた立派な生き物ですが、たまたまおたくの体内に入っちゃったのボク異物でゴメンネ、という理解になってます。細菌はそれ自身が毒を生成するような種類を除き、何もしないはず。風邪の一般的な症…

というわけで、

細菌は免疫系に異物として認識してもらえますが、ウイルスが細胞内に入っちゃったらもうわかりませーん、という感じでしょうかね。確か細胞壁の表面についてるたんぱく質が人体にはありえないからという理由で、免疫系が出動するはずだったかなと。私の脳内…

細菌とは

核膜がなく角質と細胞質が明確に区別されない原核生物の単細胞微小生物群。細胞構成物質や分子生物学上の特徴から真正細菌と古細菌に区別される。

ウイルスとは

ゲノムとしてDNAかRNAのいずれかの核酸とビリオンを構成するたんぱく質とから成る感染性の構造体。感染細胞内だけで増殖する。

「ウイルスがヤドカリとは何ぞや」

というお問い合わせがあったので、追記します。分子細胞生物学辞典第1版第3刷より抜粋すると、