晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

2006-03-07から1日間の記事一覧

三浦綾子の小説によると

こんな人にこそ長生きしてほしい、と皆が思うような、愛のある人ほど早く死ぬ。その子は、生まれる前なのに人生の勉強がわかっちゃった、愛のある子なんだと思った。

しかしその子は、その後死産になった。

なんて徳の高い子なんだとその時思った。

だから産後いきなり

足に針さしてプロスタグランディンを入れつづけます。というドクターのプランを聞かされ、新生児の足に針刺すなんてそんなことしなきゃならないのかと悲しくなってしまった。

プロスタグランディン

という単語を覚えたのは、このときです。 胎児は肺呼吸してないから、心臓に胎児期専用のバイパスがあるそうな。プロスタグランディンはこのバイパスを管理してる。管理というのは正しい表現じゃないけど、とにかくこれは母体支給で、これがなくなる=外界で…

高校の生物でやりましたわ

左心は全身に、右心は肺に、と。左心がないなんてそんなバカな。

の子を妊娠した友人がいた。

妊娠4ヶ月目ぐらいの検診で、「心室心房がちゃんと確認できないから」と大学病院を紹介され、綿密に見てもらったら、なんと左心がなかった。心室も心房も。